読了時間: 約5分 / 対象: ランニングを続けているすべての人
久しぶりに「走りたい」と思いながらシューズを履いた。
ここ数年ずっと「走らなきゃ」という気持ちで走っていた気がする。
「習慣を途切らせてはいけない」という焦りに近い何かに背中を押されながら、なんとなく走り続けていた、というのが正直なところです。
そんな状態からようやく抜け出せた気がする2025-2026シーズン。久しぶりにブログを書きたいという気持ちも戻ってきたので、まずは今の自分のことを書いておこうと思います。
気持ちが切れていた5年間
きっかけはコロナだった
2019年2月、静岡マラソンでサブ3を達成しました。
それまで3シーズン本気で追いかけてきた目標をようやく掴んだ瞬間で、あのレースのことは今でもよく覚えています。
ただ、達成してみると若干の燃え尽き感があったのも事実で、次の目標をどこに設定するか迷っていたところに、コロナがやってきました。
大会が次々と中止になり、走る理由がひとつ消えた。そのあたりから、何かがずれ始めた気がします。
義務感で走っていた
コロナ禍が落ち着いてからも、モチベーションはなかなか戻りませんでした。
走ること自体はやめていない。週に何度かシューズを履く。でも「レースで結果を出したい」という気持ちがどこかに消えていて、「走る習慣だけは維持しなければ」という義務感がその代わりに居座っていた、そんな感じが長く続いていたかと思います。
年間走行距離とシーズンPBで振り返る10年の軌跡
グラフにしてみると、なかなか切ない数字が並びます。
全盛期の2018-2019シーズンは年間3,578km、シーズンPBはサブ3(2:58)。
それが2023-2024シーズン、2024-2025シーズンは年間走行距離が1,446km・1,456km。ピーク時の4割程度まで落ちています。
タイムは3時間35分前後でうろうろしていましたが、2024年にサブ4すら達成できないレースがあった時は「ここまで落ちるか」とショックを受けると同時に、危機感を感じたものでした。
2025-2026シーズン、3レース走ってわかったこと
今シーズンは久しぶりに「サブ3:30を狙おう」という気持ちで走り始めました。
12月から練習の構造を変えて、閾値走やマラソンペース走を週のメニューに組み込み、以前取り組んでいた頃のやり方に近い形に戻してみることにしました。
結果として3レース走りましたが、サブ3:30はまだ達成できていません。
| レース | タイム | 前レース比 |
|---|---|---|
| 湘南国際マラソン(12/7) | 3:57 | — |
| THE CHALLENGE RACE(1/31) | 3:39 | −18分弱 |
| 板橋Cityマラソン(3/15) | 3:34 | −6分弱 |
3ヶ月で約24分の短縮、というのは数字として悪くない。
でも毎回、目標まであと少しのところで止まってしまう。「あと少し」の正体については、心当たりがあります。
相変わらずの痙攣、そして今季気づいたこと
3レースとも、後半に足が攣りました。
やってきましたいつものやつが、という感じで。
発症距離でいうと33〜39kmあたりで、これも毎回ほぼ同じパターン。心肺的にはまだ余裕があるのに、脚だけが限界を迎えてしまう。
この現象については以前から掘り下げていて、
運動生理学的な研究を調べてまとめた記事もあるのですが、今シーズンは34レース分のデータを横断的に見直す機会があり、あらためていくつかのことが見えてきました。
詳しくは別途記事にまとめていきますが、少なくとも「脱水や電解質不足が原因」という説に、自分のデータはあまり合致しません。どうやら話はもう少し構造的なところにあるようで、そのあたりを引き続き掘り下げていくつもりです。
来シーズン、またブログに綴りながら走っていく
「またブログを書き始めよう」と思えた時点で、気持ちはかなり戻ってきているのだと思います。
義務感ではなく、記録したいから書く。
結果を出したいから走る。
来シーズンの目標はひとつ、サブ3:30。しかも脚が攣ることなく。
今季よりもレースを増やして、丁寧に積み上げていくつもりです。
と同時に、あの痙攣とどう付き合っていくかをちゃんと考えていく。データもそこそこ蓄積されてきたので、そろそろ「仮説と実験」として整理できるんじゃないかと思っています。
ブログを再開して、また似たような境遇のランナーの皆さんと情報を共有できればと思うので、どうぞよろしくお願いします。

