横浜マラソンの倍率推移|2026 市民枠、県民枠、一般枠の倍率は?

Explore the stunning Yokohama skyline with modern skyscrapers and a vibrant urban harbor view. 調べてみた

読了時間:約5分|対象:横浜マラソンへのエントリーを検討しているランナー


エントリーしようとして気づいたこと

横浜マラソン2026にエントリーしました。8年ぶり3回目。

エントリー画面を見て、そういえばこの大会って抽選だったなあと思い出したのですが、板橋シティマラソンのような先着順に慣れすぎていたのか、すっかり頭から抜けていましたね。

私自身、過去にハズレた事はありませんが、そういえば「ハズレた〜」と言っていた人も周りにはいた気がします。

気になって倍率を調べてみたついでに、公式のプレスリリースや事業報告書を掘り起こして、フルマラソン化された2015年から2025年までの11年分をまとめてみました。

2026年のエントリーは、地元優先枠が5/6、一般枠が5/17までなので、倍率が分かるのはその後ですね。


倍率推移の一覧(2015〜2025年)

フルマラソン主要枠の倍率はこんな感じです。

開催年横浜市民枠神奈川県民枠一般枠女性優先枠備考
20159.7倍11.5倍3.4倍フルマラソン化初年度、距離不足
20169.7倍11.6倍3.1倍
20179.3倍10.4倍2.7倍台風22号により中止
201817.6倍37.1倍5.8倍中止に伴う優先枠のため激戦
20194.3倍10.3倍2.9倍※1
実質2.3倍※2
0.7倍女性優先枠を新設
2020新型コロナにより中止
20213.0倍3.5倍1.7倍※1
実質1.3倍※2
定員割れ中止オンライン開催のみ
20222.9倍3.8倍1.4倍0.6倍3年ぶりのリアル開催
20233.11倍3.46倍1.15倍※30.42倍
20243.25倍3.42倍1.57倍※30.43倍
20252.89倍3.00倍1.43倍※30.33倍フルマラソン化10周年
20265/7以降5/7以降5/18以降5/7以降エントリー受付中
横スクロール可

※1:地元優先枠落選者の一般枠移行分を含む
※2:女性優先枠からの繰り入れを含む実質倍率
※3:地元優先枠落選者の移行分および女性優先枠の未充足繰り入れ分を含む実質倍率

東京マラソンの倍率推移が気になる人はこちらをみてニャ


2018年だけ別次元の倍率になっていた理由

表を見て2018年の数字に目が止まった方も多いと思います。神奈川県民枠が37.1倍というのは、他の年と比べてもあきらかに異常値ですね。

理由は2017年の中止にありました。台風22号の接近により、大会前日に開催中止が決定されました。すでに当選していたランナーには翌年(2018年)の優先出走権が付与されたため、2018年の一般公募枠は通常の約4分の1程度に絞られたとのことです。その結果、県民枠で37倍超という数字が出た、というわけでした。

台風による中止は仕方のないことですが、翌年の影響がここまで出るとは、当時エントリーしたランナーにとっては予測しにくかったと思います。


倍率が下がって見える本当の理由

フル化初年度の2015年と比べると、2021年以降の倍率はかなり下がっています。市民枠で9.7倍→2〜3倍台、一般枠では3.4倍→1倍台ほどです。

ただ、これをそのまま「人気が落ちた」と読むのは少し違うと思っていて、構造的な変化が背景にあるようです。

2019年から女性ランナー優先枠(定員6,000人)が設けられましたが、申込者が定員を下回る状態が続いており、定員割れした分は一般枠に繰り入れられています。実質的に一般枠の当選確率を押し上げているわけです。加えてコロナ禍を経て、大規模マラソン全体の申込者数が落ち込んだ時期とも重なっています。

2025年は全種目合計の申込者数が43,720人と前年から約9,000人増加したとのことで、回復傾向にあるようです。倍率の数字だけを見ると「入りやすくなった」と映りますが、枠の構造変化と需要回復が同時に進んでいる、というのが実態に近いかと思います。


地元枠が有利なのは今も変わらない

11年分を通じて一貫しているのは、横浜市民枠・神奈川県民枠の倍率が一般枠より常に高いという点です。

地元優先枠は高倍率なので、一見すると「損では?」と思うかもしれません。ただ、落選しても自動的に一般枠の抽選に移行する仕組みになっているので、実質的には2回チャンスがある形になっています。初めてエントリーする方には少しわかりにくい構造ですが、地元ランナーにとってはそれほど不利な仕組みでもないですね。

横浜マラソンはもともとハーフマラソンだった

現在の横浜マラソンは、2015年に市民参加型のフルマラソンとして生まれ変わった大会です。

それ以前はハーフマラソンの大会で、山下公園をスタート・ゴールとしていました。当時は12月の開催で、色づいたイチョウ並木の景色と、ぎんなんの匂いを思い出します。

フルマラソン化によってみなとみらいや首都高速を走る現在のコースになり、規模も性格もずいぶん変わりましたね。あの時代を走ったランナーは年々少なくなっているでしょうか。


エントリー費についても少し

横浜マラソンはエントリー費が高い大会として知られていた時期があります。かつては国内主要大会の中でも最高水準でしたが、近年は他大会の値上がりが相次ぎ、現在は相場程度に落ち着いています。

各大会のエントリー費の比較は『マラソン大会のエントリー費、8年でこんなに変わった|物価高・円安をしみじみ確認する2026年版』もどうぞ。


横浜、8年ぶりか。当たるといいニャー。まあ外れてもまた来年エントリーするだけニャ。

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