Braking2プロジェクト始動
12/12、ナイキは人間の限界に挑戦すべく、Breaking2というプロジェクトの立ち上げを発表しました。世界トップクラスのエリートアスリート3人と各分野の専門家によるチームでフルマラソン3時間切りを目指すというものです。
現在フルマラソンの世界記録は、2014年のベルリンマラソンでケニアのデニス・キプルト・キメットが記録した2時間2分57秒。2時間切りとなるとここから約3分の短縮、1kmあたりのペースで4.3秒の短縮が必要となる計算です。2008年のベルリンマラソンでエチオピアのハイレ・ゲブレセラシェが記録した2時間3分59秒から約1分短縮するのに6年かかった事を考えるとかなり大胆な挑戦といえます。しかし、この不可能とも思えることに果敢に挑戦し、イノベーションを起こしていくというのがナイキのスピリットなのでしょう。
アスリートとチーム
このプロジェクトで2時間切りにチャレンジするアスリートは次の3人です。
ELIUD KIPCHOGE(エリウド・キプチョゲ、32歳、ケニア)
- 2004年アテネオリンピック 5000m 銅メダリスト
- 2008年北京オリンピック 5000m 銀メダリスト
- 2016年リオオリンピック マラソン 金メダリスト
- マラソン 自己ベスト 2時間3分5秒(2016年ロンドンマラソン、世界歴代3位)
ZERSENAY TADESE(ゼルセナイ・タデッセ、34歳、エリトリア)
- アテネオリンピック 10000m 銅メダリスト
- ハーフマラソン現世界記録保持者(58分28秒
- マラソン 自己ベスト 2時間10分41秒(2012年)
LELISA DESISA(レリサ・デシサ、26歳、エチオピア)
- 2013年、2015年、2016年ボストンマラソン優勝
- マラソン自己ベスト 2時間4分45秒(2013年ドバイマラソン、初マラソンで記録)
これらエリートアスリートのポテンシャルを最大限引き出すべく、生体力学、コーチング、デザイン、エンジニアリング、素材開発、栄養学、スポーツ心理学、スポーツ生理学といった分野の世界クラスの専門家が集結し、チームを構成します。まさにドリームチームですね。
ターゲットとなる時期、レースについては来年明らかにされるとのこと。さあ、夢の”サブ2″は実現できるのか?とてもワクワクしてきましたね。Breaking2の今後に要注目です。


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